カメラ雑談 「フルサイズセンサーの高画素化について」 - りこもんぶろぐ  商品レビュー、趣味のこと、他にも色々
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カメラ雑談 「フルサイズセンサーの高画素化について」  

 
今までこのブログ上でカメラについてつらつらと書いてきましたが、まとまりが無かったので以降は「カメラ雑談」として更新していきたいと思います
新製品について感じたことや、少ない知識のなかで考えることをつらつらと書いていこうと思います


さて、今回の題名は「フルサイズセンサーの高画素化について」です
項目ごとに整理して書きたいと思います


Ⅰ.フルサイズセンサーとは
Ⅱ.なぜ高画素化は進むのか
Ⅲ.高画素化のメリット、デメリット
Ⅳ.個人的に思うフルサイズのあり方




Ⅰ.フルサイズセンサーとは



DMA-SENSOR.jpg


そもそもよく聞くフルサイズセンサーとは何かと言いますと、35mmフィルムを用いたカメラのフィルムの大きさに近い撮像素子のことです
メーカーによって僅かな数字のばらつきはありますが、具体的に言うと24mm×36mm程度の大きさをもちます
そしてメーカーによって呼び方が異なります
Canon、SONYでは35mmフルサイズと表記されますが、Nikonに限ってはFXフォーマットという表記です
ちなみに上の画像の一番左がフルサイズ、真ん中がAPS-C、右が1インチセンサーです
フルサイズセンサーがいかに大きいかがわかると思います


カメラの画質はセンサーの大きさだけでは決まらないのですが、画質はセンサーの大きさに強く依存しています
一般的にセンサーは大きければ大きいほど高画質であり、よくボケるとされています
なぜ大きければ大きいほど良いのかと言うと、それだけより多くの光を受け止めることが出来るからです
深く掘り下げて話すと長くなるのでここでは記述しませんが、後に説明する画素ピッチがそれに関係してきます
色彩の再現性や、ダイナミックレンジ(明暗差の幅)もセンサーサイズが大きいほうが優れています




Ⅱ.なぜ高画素化は進むのか


K0000339852.jpg


有効3630万画素という高画素フルサイズ機をNikonが発売したのは2012年の話です
当時の僕はその画素の多さにビックリしたものですが、よくよく考えるとこれはそんなに高画素ではありません
フルサイズはAPS-Cサイズの約2.2倍の面積比を持っていて、そこから計算するとAPS-Cサイズで1650万画素に相当するからです
つまり昨今のAPS-Cサイズはもの凄く高画素と言えます
2400万画素なんていうセンサーもありますからね


そこで、何故高画素化は進むのかという問題ですが、これは簡単だと思います
要因はカメラのデジタル化、そしてモニター環境の激変にあります
デジタルカメラのメリットは気軽に何度も撮り直しが効くこと、そして面倒くさい工程を踏むこと無くディスプレイで写真を確認できることにあります
そうすると、ユーザーが写真を等倍で鑑賞することが容易に行えるようになりました
そこで「このレンズのここがダメ」だとか「もっと線の細い描写を」なんていうユーザーが増え、いつしか高画素=高画質のような誤った解釈が広がったのです
恥ずかしいことに実は僕もその一人でした
カメラの選考基準に画素数も考えていたのですから(笑)


気がついたのはカメラを初めて1年半ほど経った時です
高ISO感度になればなるほど色彩の幅、被写体の質感、線は失われていくのですが、ソレを強く意識してしまいました
そこから僕は高ISO感度でも画質劣化が少ないカメラを探し、結果としてEOS 5D MarkⅢというフルサイズセンサーを搭載したカメラを手にしました
結果は大満足、ISO800でもクリアでノイズを感じさせない画質に惚れ込みました




Ⅲ.高画素化のメリット、デメリット


5D3_4836-8.jpg


高画素化は必ずしも悪ではないので、ここでそのメリットとデメリットを簡単ですが記述したいと思います


高画素化のメリットは以下のような感じです
・風景など繊細な線の描写に強い
・トリミング耐性が強い
・印刷サイズをより巨大化できる
・線の細いシャープなレンズの描写を楽しめる


対する高画素化のデメリットは以下の通り
・1画素当たりの受光面積が減少する
・写真データが大きくなり、処理に時間がかかる
・レンズの粗が見えるようになる
・手ブレにシビアになる


正しく一長一短といった感じです
確かに良い部分もありますし、悪い部分もあります
僕がメインにして撮影しているのは風景であり、そういった意味では高画素は魅力的です
ただ、1画素あたりの受光面積が減るのは痛いことです


ここで先ほどさらっと触れた画素ピッチという言葉が出てきます
わかりやすく言うと画素1つの持つ面積のことで、1つの画素がどれだけ多くの光を受け止めることができるのかを表しています
面積が広いほうがダイナミックレンジや色彩の階調、ノイズ耐性において有利なのは確かです
最近は画像処理エンジンの進化もありその差は縮まりつつはありますが、確実にその差は存在しています


2014-10-11 12


某サイトに載っているISO感度別のノイズ耐性比較です
左が某有名カメラメーカーの高画素機で、右が僕が愛用している5D MarkⅢです
ちなみに双方とも発売年は同じです
サムネイルで見ている分にはその差はわかりにくいかもしれませんがクリックして拡大するとわかります
左の機種はISO400ですでにカラーノイズが目立ち始めてますよね
これが高画素のデメリットで、画素ピッチの狭さが起こす問題です
ISO800や1600だと顕著にわかると思います




Ⅳ.個人的に思うフルサイズのあり方


K0000653426.jpg


最後に記述するのは、あくまで僕が理想とするフルサイズセンサー搭載カメラのあり方です
その答えはCanonでは無くSONYが持っていました
上の画像のカメラはご存知の方も多いと思います
SONYが作ったフルサイズミラーレス、α7Sです
α7のシリーズには、α99と同じ有効2430万画素(うろ覚え)センサーを使用したα7、そしてローパスフィルターレスで3630万画素のα7R、画素数を抑え最高ISO感度409600を達成したα7Sです
α7SのSは『Sensitivity』の頭文字を表しており、感度を優先したカメラであることを指し示しています


これがなぜ僕の理想とするフルサイズセンサーなのかと言いますと、有効1200万画素というとても控えめな画素に設定して高感度画質を優先しているからです
高ISO感度でもノイズの少ないクリアな描写ができる、これこそが35mmフルサイズという大型センサーが持つべき専売特許だと思うのです
高ISO感度に設定ができるということは薄暗い場面でも高速でシャッターが切れる、絞りを絞って被写界深度を稼ぐことができるということになります
つまり、それは表現の幅を大きく広げることにつながります
そういう道こそが豊富なレンズ資産を持つフルサイズセンサーが目指すべき所だと僕は思います
それをいうと『高画素でしか表現できないものもある』なんてことを言われそうですが、それもその通りだと思います
でも僕は、フルサイズという大きな面積のセンサーが受け取る光を最大限に活かす方向に進んで欲しいですね


SONYのα7シリーズはとても面白い路線のカメラです
バランス型のα7、高画素型のα7R、高感度型のα7Sという3つの路線を明確に打ち出しユーザーに選択肢を与えてくれています
本当はCanonやNikonにも同じようにしてもらいたいのですが、不可能でしょう
Canonはバランス重視、Nikonは高画素重視に進んでいるようです
個人的にα7Sを使ってみたいですね、というか欲しいです(笑)
ZEISSレンズと組み合わせてクリアな描写を楽しんでみたい・・・


皆さんは高画素化についてどうお考えでしょうか?
僕と同じように考える方もいれば、そうでない方も当然いるでしょう
ユーザーの撮影用途によってセンサーの特性を選べる、そんな買い方が各社でできるようになれば良いですね


  






今日の1枚


DSC00705.jpg


僕はもっぱらコカ・コーラ派なのです
カロリー0タイプの方は絶対に買いません
気分が乗らないとき、スカッとしたいときなんかに買ってゴクゴク飲むのが最高に美味い
お酒ももちろん飲みますが、お酒なんかよりこういった飲み物のほうがよっぽど美味しいです(笑)
 
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